4円パチンコ市場が求めているもの

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

6月も中旬に入り、関東も梅雨入りが発表されました。
天候の影響もさることながら、今週の新台は厳しい状況です。

・Lにゃんこ大戦争 BIGBANG
・Lベルセルク無双
・Sメイドインアビス
・Sコードギアス 反逆のルルーシュ3 C.C.&Kallen ver.
・Sウルトラちゃぶ台返し
・S真天下布武

上記6機種の新台が導入されましたが、スロットの稼働上昇は限定的です。

現在、ジャグラー&ハナハナ以外のアウトシェア順位はこのようになっています。

①北斗:12.5%
②カバネリ:6%
③SAO:3.5%
④ハーデス:3.2%
⑤ゴブリン:2.9%

今後もメイン機種が登場するまでは3位以下の順位が変化するだけです。
年内販売予定の情報を見ても、ある程度のヒットは出るものの商圏の順位を揺るがす機種はありません。

パチンコエヴァのアウトシェア推移のように、北斗がメイン機種としてスロット全体を牽引し、その他機種が入れ替わる状況がしばらく続きます。
すでにスマスロバブルは終了し、北斗を起点とした集客、販促が勝負を決めます。

その予算捻出のために、スロット新台は多機種少台数に抑え、パチンコの機械費大幅圧縮が求められます。

PガンダムSEEDについても様々なご相談をいただきますが、現在の機種状況を踏まえた上で大量に必要な機種と言えるのでしょうか?
4円の客数が減り続け商圏1番店しか生き残れない状況になりつつあります。
ここから2番店以下が『新台購入』で商圏占有率を上げようとすると大きくバランスを崩してしまいます。

現在、4円パチンコ市場が求めているのは景品額であり、千円ST(お客様の購入価格値下げ)です。
4円のメイン機種であるエヴァも全国データで千円STが1回近く下がっており、店舗は売上減少を利益率で補っています。
売れないものを値上げし、さらに稼働を落とす負のスパイラルとなっています。

会社都合で仕方なく、というケースもありますが、ここを脱却できている店舗が4円1番店であり、今後の未来も決まってしまいます。

今一度2023年の展望を見据え、機械・販促・出玉のバランスを市場に合わせて見直していただければと思います。

INUPは予算に合わせて精度の高い計画を組むことができます。
より質の高い営業ができるよう弊社サポートと打ち合わせを重ねていけたらと思います。

よろしくお願いいたします。