新台購入の悪循環

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

夏の暑さが和らぎ、雨が降るたびに気温が下がっていく季節となりました。
気温の急激な変化により体調を崩してしまう方が多く見られます。
私の住んでいる地域ではインフルエンザやコロナを含めた風邪が流行っており、病院の混雑はもちろん学級閉鎖や風邪薬等の購入制限がされている状態です。

私も現在体調を崩しているのですが、体温のアップダウンが非常に激しいです。
平熱から39度まで日ごとに繰り返すため、治ったと思ったら翌日39度を繰り返しています。
解熱剤も効いたり効かなかったり、非常にしつこい風邪と感じます。
妻を看病していて感染したと思われますが、部屋の換気を常に行い、寝具や衣服、タオルの洗濯、アルコール消毒を徹底したにも関わらず感染しました。
隔離看病が感染を防ぐ最も有効な手段とわかったので次回からは気を付けたいと思います。

今週クライアントさまを訪ねた中で多く伺ったのは『抱き合わせ機械代』についてです。
商圏法人同規模店舗数の場合
・メーカーからあちらの法人は…
・こちらを機歴として…
・今後出るビッグコンテンツが…
など、厳しい営業への対策について相談されることが非常に多くなってきました。

新台購入自体がチキンレースになっており、お客さまのニーズから外れた新台を購入し利益率が上がってしまう悪循環が起きています。
結果、メーカー販売台数は大きく下回ることなく、全国の店舗数が減少している状態です。

すでに4円P⇔20円Sの客数は逆転していますが、P:S販売比率は6:4で昨年とほぼ同じです。
客数の変化がありながらP:S販売比率に変化がないことはユーザーの動きとリンクしていません。
全国の4円P設置台数は微減を続けていますが、新台購入を抑えて出玉に回せば客数を維持できる可能性はあります。
20円Sに関しても3か月前にスマスロバブルは終了し、設置台数は増加しているものの客数の増加は止まっています。
反対に5円Sは台数が微増、客数は8%上昇しています。
皆さまの商圏の動きはいかがでしょうか?

地域によりますが、首都圏の動きが地方に波及していきます。
そういう意味では首都圏店舗は常にトレンドを予測する訓練がされており、常に変化し続けている店舗がより強くなっています。
地方では首都圏の動きを観察し、未来の行動を決められるため非常に有利です。

常にトレンドと未来予測を行い、お客さまのニーズに合わせた施策を打つことで、店舗数減少の歯止めとなるお手伝いができたらと思います。

よろしくお願いいたします。