番長・ジャグラー導入までの過ごし方

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

年始営業が完全に終了し、商圏客数が元に戻りました。
グランドオープン、リニューアルオープンがあった商圏でも落ち着きを見せはじめました。
先月のパチンコリゼロ2、エヴァ16、スロットのLバジリスク絆2など、新台の実力も明白になってきたことはご存じの通りです。

特にLバジリスク絆2は厳しく、1月導入分を見越した売却戦略で機械購入を行った店舗がリードしています。
自店だけの稼働、台粗利を見ると、撤去優先機種にはならず、保有したくなります。
しかし、導入時から定点観測を行い、稼働貢献週と中古機価格を照らし合わせ、ある意味損切のタイミングをアナログではなくデジタルでできる環境が重要です。
そのための全国データや自店商圏データであり、アウトシェアの推移を把握する必要があります。

GWまではパチンコ・スロットともにメイン機種不在のまま進みます。
GW前の番長やジャグラーの導入を控え、 2~3月をどう過ごすのかが非常に重要です。
繁忙期『だけ』盛り上がる店舗は閑散期に弱く、1年を通してお客さまに支持されない店舗です。
これは月内の『特日』も同じ思考となり、特日『だけ』集客することで他の日に選択されない店づくりを行うことになります。

都市部の客数が多い商圏や、居住者が流動的で定着しない場所であれば相性は良いですが、そうでない商圏の方が圧倒的に多いにもかかわらず、 このような店づくりが散見されます。
今週を含めた4月前半までは2024年を表す重要な時期です。
全国の状況⇒商圏⇒自店、この3軸の未来を常に描きつつ、戦略を実行していけたらと思います。

3月までの新台ラインアップを見ても、市場において支持されそうな機種は南国程度となっており、パチンコのラッキートリガーはあるものの、商圏の反応は限定的と思われます。
逆に機械販売台数が少ないため、実力以上に新台が稼働する可能性はありますが、それはお客さまにとって本当の意味での稼働ではなく『仕方なく』です。
そのため、弊社の充足を使用して、中古機導入を積極的に行い、出玉と販促活動を強めた店舗がお客さまから支持される店舗になります。

新台販売が無く機械予算が余ったからと言って、博打機種であるLチバリヨなどを買いがちです。
スペックを見ればものすごい射幸性を持ち、現行スマスロ機で最も出玉に寄せた機種です。
射幸性が高いということは、低勝率、高勝ち金額、高投資機種です。
このような高射幸機種が閑散期に投入されることは、本来値下げをしなければならない時期に値上げをすることと同義です。

現状、市況、予測を精度高く行い、正しい閑散期の過ごし方を弊社サポートにぜひご相談ください。

よろしくお願いいたします。