組合加盟店数の推移とPS台数比率

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

8月に入り、2023年の繁忙期は残すところお盆と年末のみです。
GW明けからの店舗姿勢が表れてきます。
良い結果も悪い結果も受け止め、年末に向けて修正していきましょう。

 


組合加盟店の推移を集計してみました。

■2017年末
営業店舗数:10,596
総台数:4,436,616
P台数:2,749,532(62%)
S台数:1,687,084(38%)

こちらが5年前の状況です。

 

■2021年末
営業店舗数:8,458(-20%)
総台数:3,813,997(-14%)
P台数:2,338,294(61%)
S台数:1,475,703(39%)

店舗数が減少し、店舗あたりの台数が増加、PS台数比率ほぼ同等です。

 

■2023年6月
営業店舗数:6,559(-38%)
総台数:3,137,327(-30%)
P台数:1,952,834(61%)
S台数:1,220,493(39%)

営業店舗数と総台数のパーセンテージは2017年末との対比です。
2021年よりさらに小型店舗が閉店し、店舗あたりの台数が増加し続けています。

総台数では2017年末から1,300,000台が業界からなくなりました。
設置台数が5年で30%も減少しており、数値で見ると改めて厳しい状況になっていると感じます。
直接的な撤退要因は売上・粗利の低下ですが、スマスロやスマパチへの設備投資が大幅な負担となっています。

 

早い段階で『適正台数』を導入した店舗の業績は順調ですが、必要以上に導入してしまった店舗では
・設備投資
・スマスロ設備台数過多による新台入替費用
・稼働率が低く、利益率を上げられない
これらの三重苦が重く圧し掛かっています。

さらに、メーカーとのお付き合いも非常に重く、ここをミスすると撤退も見えてしまいます。

先週お伝えしたLエヴァやLまどかもそうですが、自店商圏は『何台』で適正稼働になるのでしょうか?
どんなに良い機種でも需要以上の設置台数では稼働しなくなります。
台数で出し抜きたい、中古価格で売り抜きたい気持ちはありますが冷静になるべきです。

 

 

スマスロが全国で設置されてから、数値は非常に良くなりました。
しかし、店舗数や全国設置台数減少に歯止めが掛かりません。
何故ならば、新台購入における費用対効果が低く、スマスロ設備投資が粗利以上に重いからです。

現在、スマスロのアウトシェアは20円全体の29%です。
対して設置シェアは23%、支持率は高めで推移しているものの北斗のようなコンテンツが出てこなければシェアが伸ばせない状況です。
これから年末にかけて出てくる機種のスペックやコンテンツはスロット総客数を一気に押し上げられるのか?
もちろん、スロット売上・粗利数値は今以上には良くなってきます。
一方で全国の店舗数・総台数はまだしばらく減少し続けます。
この歪な状況を把握し、売上・粗利が改善されているにもかかわらず撤退する、といったことのないように皆さまと冷静に戦略を詰めていけたらと思います。

よろしくお願いいたします。