下半期の予測

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

9月に入り雨も増え、涼しいと感じる時間が多くなってきました。
台風も接近し足元が不安定になっています。
降水量が多い地域では十分注意してください。

4月決算の企業では今月で上半期が終了し、下半期に向けて計画を見直す会議を行っていると思います。
上半期の計画に対しての実績着地はいかがでしたか?
スロットは2022/6からの6.5号機、2022/11からのスマスロ導入により、昨年の予測は困難でしたが、今回の予測は比較的簡単だったのではないでしょうか?

下半期に関しても、上半期のPS客数を見ると大きな変化なく進むと予想できます。
大まかには、市場・機械を予測していく中でどこに重点を置くべきか?
マクロの予測から始めているとは思います。

2023年PS新台販売台数の比率はご存じでしょうか?
2023年1月~10月までの販売台数は約140万台、@50万計算で約70億円となっています。
P:S販売比率は59:41となり、2022年とほぼ変わらない比率です。
しかし、PS市場客数はどうなっているのでしょうか?
すでに客数は逆転しているため、スロット客数が多いにも関わらずP販売台数が多いままです。
そして、供給過多になっている市場に対し、店舗が購入するため上記比率の結果になっています。

付き合わなければならないメーカー事情も痛いほど分かりますが、メーカーの選定を行わなければ、市場のお客さまニーズと乖離した購入となり本来還元すべき部門への投資が小さくなり、お客さまから選ばれなくなってしまいます。
上記から、下半期予算作成時には機械分配を考えれば自ずと予測はできると思います。

そのためには上半期の機械購入実績を振り返り
『無駄な買い物』
『買うべき物の欠損』
ここをしっかり把握した上で下半期予算を作成して行けたらと思います。

すでに閑散期、小さい投資で商圏占有率を上げられるチャンスの3か月間です。
正しい投資分配でお客さまに選ばれるよう、精度の高い計画を立てられたらと思います。

よろしくお願いいたします。